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第511話

Author: 宮サトリ
この鋭い言葉が、一日中瑛介の心を冷たくさせた。

完全に暗くなる頃、ようやく弥生が姿を現した。

病室のベッドに座っていた瑛介は、すごく不機嫌だった。弥生が自分の前に座るのを見て、瑛介は低い声で問いかけた。

「なんでこんなに遅かったんだ?」

それを聞いても、弥生は返事をせず、ただ冷ややかに瑛介を一瞥した後、淡々と言った。

「道が混まないとでも思っているの?食事を作るのにも時間がかかるでしょ?」

彼女の言葉を聞いて、瑛介は何も言えなくなった。

しばらくして、弥生が食べ物を彼に渡すと、瑛介は沈んだ声で言った。

「本当は、君が来てくれるだけでいいんだ。食事まで作らなくても......」

「私が作りたかったわけではないわ」

弥生の冷ややかな言葉に、瑛介の表情がわずかに変わった。

「じゃあ、なぜ作った?」

しかし弥生はその問いには答えず、ただ立ち上がって片付け始めた。背を向けたまま、まるで背中に目があるかのように彼に言った。

「さっさと食べなさい」

その言葉を聞き、瑛介は黙って食事を済ませた。

片付けを終えた弥生は無表情のまま告げた。

「明日また来るわ」

そして、瑛
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